Sony Creative Software

リリース ノート
 
Catalyst Edit™
2023 年 10 月
 
目次
この文書には、以下のトピックに関する情報が記載されています。
 
1.0 ようこそ
Catalyst Edit をご購入いただき、ありがとうございます。この文書には、Catalyst Edit のインストール方法と使用方法に関する情報が記載されています。
 
2.0 新機能
バージョン 2023.2 での主な不具合解消/変更
  • 最新バージョンのアプリを利用しているにも関わらずアップデート通知が表示されるバグを修正しました。
バージョン 2023.1 での主な不具合解消/変更
  • Google セキュリティ ポリシーを遵守するために[YouTube で共有]ログインをアップデートしました。
  • YouTube (CVE-2022-0778) にクリップを共有するためにログインするときの証明書の解析における脆弱性に対応するために OpenSSL をアップデートしました。
  • [アクティビティ]ペインで、レンダリングされたファイル名が正しく表示されない可能性があったバグを修正しました。
  • Apple silicon 上で実行したときに[モノクロ]ビデオ エフェクトの出力が正しくなされない可能性があった問題を修正しました。
  • レンダリングされた一部の XAVC-S クリップを再生した場合に画像が乱れる可能性があったバグを修正しました。
バージョン 2022.1 での主な不具合解消/変更
  • 8K XAVC HS Long 422 クリップのプレビュー表示がサポートされました。
  • XAVC S Intra または Long 422 10 ビットへのトランスコードがサポートされました。
  • XAVC S(LPCM 48kHz、24 ビット、4 チャンネル オーディオ)形式へのトランスコードがサポートされました。
  • [ループ リージョンのみを使用してレンダリング] を選択すると、レンダリング プログレスが正しく更新されない可能性があったバグを修正しました。
  • クリップのオーディオ ゲインがビデオの クロスフェイドやトランジッション レベルに影響する可能性が生じる問題を修正しました。
3.0 既に報告されている問題
  • 4K メディアの システム要件 を満たしていないシステムで 4K クリップを再生すると、ビデオのプレビューにノイズが表示されることがあります。
  • Intel HD Graphics グラフィック アダプタを搭載した一部のノート パソコンで、アプリケーションの起動が失敗することがあります。グラフィック アダプタの最新ドライバを手動でダウンロードおよびインストールするには、https://downloadcenter.intel.com をご覧ください。
  • アプリケーションに「GPU アクセラレーションを使用するには、OpenCL 1.1 バージョンをサポートする互換性のあるグラフィック カードが必要です。更新されたグラフィック ドライバーをインストールするか、互換性のあるグラフィック カードをインストールしてください。」というメッセージが表示された場合は、新しいバージョンのグラフィック ドライバーをインストールしてください。インストールできない場合は、次の Web サイトから Intel OpenCL CPU Runtime をインストールしてください:https://software.intel.com/en-us/articles/opencl-drivers
  • 高解像度のクリップをプレビューする際にスムーズに再生されない場合は、トランスポート バーをドラッグして[ビデオ プレビュー]ウィンドウのサイズを小さくし、プレビューの解像度を下げてください。
  • 一部のシステムでは、Intel HD Graphics Driver for Windows 8.1 バージョン 10.18.15.4279 を使用すると、トランスコードが失敗する場合があります。Intel から最新ドライバをダウンロードして使用してください。
  • Blackmagic Design SDI または UltraStudio デバイスを通じて外部モニタを使用する場合は、Blackmagic Design Desktop Video 10.1.1 以降のバージョンが必要です。
  • 一部のコンピュータで、起動/登録時にアプリケーションがハングする可能性があります。グラフィック ドライバを更新すると、アプリケーションを正常に起動できるようになります。
  • 複数の GPU を搭載した(AMD GPU × 1 と、Intel または NVIDIA GPU × 1)一部の Windows 10 システムで Catalyst アプリケーションがクラッシュする可能性があります。AMD GPU ドライバの最新情報を確認してください。http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/AMD-Radeon-Software-Crimson-Edition-16.1-Hotfix-Release-Notes.aspx を参照してください。
  • 10 ビット HEVC クリップのハードウェア デコードは、Intel Skylake U、H、および S プロセッサでサポートされています。
  • AMD Radeon GPU を使用する一部の Windows 7 コンピュータで、[セカンダリ ウィンドウ]が選択されている場合、再生時にアプリケーションがクラッシュする可能性があります。
  • アプリケーションのユーザー設定をデフォルト値にリセットする場合は、[Ctrl]キーと[Shift]キーを押しながらアプリケーション アイコンをダブルクリックします。アプリケーションを起動すると、すべてのユーザー設定のリセットを求めるメッセージが表示されます。
  • Catalyst Edit 2016.2 には、更新された Intel OpenCL ドライバが含まれています。Catalyst Edit 2016.2 に更新する前に、既存の Intel OpenCL ドライバをアンインストールすることをお勧めします。
  • ファイル名にバックスラッシュ(\)が含まれているクリップをプレビューしようとすると、「メディアはオフラインであるか、見つからないか、サポートされていません」というエラー メッセージが表示されます(macOS のみ)。
  • macOS 10.13(High Sierra)を実行している一部のコンピュータで、セカンダリ ウィンドウを有効にした状態でクリップをプレビューすると、表示に一貫性がなくなったり、ハングやクラッシュが発生したりする場合があります。
  • macOS High Sierra(10.13)で破損したビデオ プレビューや再生パフォーマンスの低下に気付いたら、最新の High Sierra アップデートをインストールしてシステムが最新のグラフィック ドライバを使用していることを確認してください。
  • XAVC Intra、XAVC Long、および XAVC S 形式にトランスコードする際、一部の Windows PC でエラーが発生する場合があります。この問題は、Windows Update を実行するか、Microsoft Visual C++ 2017 Redistributable を手動でインストールすることで解消されます。
  • 日本語版の macOS 10.14(Mojave)を実行している場合、ユーザー インターフェイスのテキストの線が細く表示されてしまう可能性があります。
4.0 動作環境
Catalyst Edit の使用に必要な動作環境は次のとおりです。
  • 64 ビット オペレーティング システム:Microsoft® Windows 10、または Windows 11、macOS 11 (Big Sur)*、12 (Monterey)* または 13 (Ventura)*

    *Intel プロセッサのみ。
  • 2 GHz マルチコア プロセッサ
    • 4K メディアには 8 コア プロセッサを推奨
    • XAVC Sメディアには、Quick Sync VideoまたはXeonE5プロセッサが搭載されているIvy Bridge Corei7を推奨
    • 4:2:0 XAVC HS メディアには、Quick Sync Video が搭載されている Kaby Lake Corei7 プロセッサーが推奨ですが、8K メディアでは必要です。
    • 4:2:2 XAVC HS メディアには、Quick Sync Video が搭載されている Ice Lake Corei7 プロセッサーが推奨ですが、8K メディアでは必要です。
  • 500 MB 以上のハードディスク空き容量(プログラムのインストール用)
  • 4Kまたはそれ以上のメディアにはソリッド ステート ディスク(SSD)または高速RAID
  • 4 GB RAM(4Kまたはそれ以上のメディアには 8 GB を推奨)

    XAVC Long 422 3840x2160 200 Mbps (Sony) トランスコーディングプリセットには、16 GB 以上の RAM が必要です。さらに、専用の GPU をご使用の場合は、4 GB 以上の GPU メモリも必要になります。
  • 少なくとも1024 MBのメモリを搭載した OpenCL 1.1 以上をサポートする NVIDIA、AMD/ATI、または Intel GPU か、あるいは SSE 4.2 以上の CPU
    • 最適なパフォーマンスを得るには、OpenGL 2.1 を推奨
    • ビデオの手ブレ補正処理には、OpenGL 4.1 が必要です。
    • 4K プレビューまたは HD レンダリングには、2 GB の GPU メモリを推奨
    • XAVCS または XAVCHSメディアのデコードには6GBのGPUメモリを推奨します。また、NVIDIA、AMD / ATI、またはIntelの最新のGPUドライバーバージョンを使用することを推奨します。 macOSは、XAVCS または XAVCHSメディアのソフトウェアデコードを提供します。
    • 4K レンダリングには、6 GB の GPU メモリを推奨
    • 8K レンダリングまたは 4K ビデオの手ブレ補正処理には、8 GB の GPU メモリを推奨

    ご使用の GPU が OpenCL 1.1 をサポートしている場合は、OpenCL で GPU の性能を最大限に引き出せるように、最新のドライバーをインストールしてください。ご使用の GPU が OpenCL 1.1 をサポートしていない場合は、Intel OpenCL CPU Runtime をインストールしてください。Intel OpenCL CPU Runtime のインストールについて詳しくは、このナレッジ ベース記事をご覧ください。

    このソフトウェアを有効にするには、米国の Sony Creative Software Inc. に登録情報を提供する必要があります。製品のオンライン登録が必要です。
5.0 インストール
インストール ユーティリティによって、必要なフォルダの作成とコピーがされます
 
  1. 当社の Web サイトからインストール ユーティリティをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面の指示に従って、Catalyst Edit の該当するバージョンをコンピュータにインストールします。
6.0 試用版とデモ
Sony Creative Software Inc. のその他の製品の情報または試用版/デモ バージョンをご希望の場合は、弊社の Web サイトをご覧ください。このサイトには、Sony Creative Software Inc. の最新技術情報、試用版、デモ、製品に関するお知らせが掲載されています。
 
試用版およびデモを商用目的で配布するには、Sony Creative Software Inc. の書面による許可が必要です。
 
7.0 Sony Creative Software Inc. へのお問い合わせ
Sony Creative Software Inc. のお問い合わせ先は以下のとおりです。
 
カスタマー サービス/セールス:
カスタマー サービス オプションについて詳しくは、https://www.sonycreativesoftware.com/support/custserv.asp をご覧ください。
 
テクニカル サポート
テクニカル サポート オプションについて詳しくは、https://www.sonycreativesoftware.com/support/default.asp をご覧ください。