タイムライン インスペクタの使用

インスペクタ で[タイムライン]タブを選択して、プロジェクト タイムラインの設定を編集します。

最後のトラックの下にあるタイムラインの空白の領域をクリックすると、インスペクタが表示されている場合は[タイムライン]タブが自動的に表示されます。

最初のビデオ クリップをプロジェクトに追加すると、タイムラインの設定はメディア プロパティに合うように自動で調整されます。詳しくは、"メディアの追加とクリップの作成."


サマリー

[名前]ボックスに値を入力して、プロジェクトのタイトルを設定します。

ビデオ

項目

説明

高さ

レンダリングしたときの最終的なムービーのフレーム サイズを決定します。

 

ピクセル アスペクト比

ボックスに値を入力して、プロジェクトのピクセル アスペクト比を変更します。

コンピュータでは、ピクセルは正方形(1.0 の比率)で表示されます。テレビでは、ピクセルは長方形(1.0 以外の比率)で表示されます。

不正な設定を使用すると、歪みやストレッチが発生する可能性があります。詳しくは、キャプチャ/ビデオ出力カードのマニュアルを参照してください。

フレーム レート

ボックスに値を入力して、プロジェクトのフレーム レートを変更します。タイムラインのルーラーは、このフレーム レートで表示されます。

米国、北中米諸国、南米の一部、および日本におけるテレビのフレーム レート(NTSC)は、29.97 フレーム/秒(fps)です。ヨーロッパおよびアジアの大部分を含む世界の多くの国では、テレビ規格は 25 fps の PAL です。フランス、ロシア、東ヨーロッパのほとんどの国では、PAL のバリエーションである 25 fps の SECAM が使用されています。

作業色空間

プロジェクトの表示に使用する色空間を選択するには、[作業色空間]ドロップダウン リストから設定を選択します。正しい色空間を選択することで、作業を進める上でビデオを適切な色空間で表示できるようになります。

Catalyst Prepare ライブラリ()からメディアを使用している場合は、Catalyst Prepare の[オプション]メニューと Catalyst Edit タイムライン インスペクタで[作業色空間]の同じ設定を使用していることを確認してください。

音楽ファイル

項目

説明

サンプル レート

ドロップダウン リストからサンプル レートを選択し、オーディオを保存するのに使用される毎秒のサンプル数を指定します。オーディオが自動的にリサンプリングされます。

カスタム サンプル レートを使用するには、ドロップダウン リストから[カスタム]を選択して、編集ボックスにサンプル レートを入力します。

チャンネルの設定

チャンネル数

2 チャンネル(ステレオ)のプロジェクトを作成するには、ドロップダウン リストから[ステレオ]を選択します。

マルチチャンネル プロジェクトを作成するには、[マルチチャンネル]を選択して[チャンネル数]ボックスに数値を入力します。

ゲイン

メイン出力のボリュームを調整するには、フェーダーをドラッグします。つまみの中心をダブルクリックすると、フェーダーをリセットできます。新しい値を入力するには数値をダブルクリックします。

ボリュームを調整するときは、必ずオーディオ メーターを見てください。すべてのトラックのボリュームを追加するので、オーディオ出力がクリッピングしやすくなります。再生中に赤いクリップ記号が表示されないようにしてください。詳しくは、"オーディオ レベルのモニタ."を参照してください。

ミュート

をクリックすると、プロジェクトのオーディオ出力がミュートになるか、ミュートが解除されます。

チャンネル出力

スピーカー アイコンをクリックして、チャンネルをオン またはオフ にします。

[モノラル]または[ステレオ]ボタンをクリックして、チャンネルがモノラル チャンネルかステレオ ペアの一部かを示します。[ステレオ]を有効にすると、チャンネルがリスト内の次のチャンネルとペアになります。

一度にすべてのクリップのチャンネルを設定するには、[チャンネル ツール]ボタン をクリックして、[すべてモノラルに設定][すべてステレオに設定]、または[リセット]を選択します。

編集ボックスに名前を入力して、チャンネルを識別します。たとえば、小型マイクからの音声を認識するために、Lav1 と入力することができます。

タイムライン インスペクタとクリップ インスペクタで同じ名前が付けられているチャンネルはマッチングされます。

Catalyst Prepare ライブラリ()のクリップを Catalyst Edit タイムラインに追加すると、Catalyst Prepare ライブラリで行ったチャンネル割り当ての設定がクリップに適用されます。

ビデオ エフェクト

選択したクリップにエフェクトが適用されている場合は、ビデオ エフェクト コントロールを使用して各エフェクトの設定を制御できます。詳しくは、" タイムラインへのエフェクトの追加."

ビデオ プレビューでプラグインのインタラクティブなオーバーレイ コントロールの表示と非表示を切り替えるには、[オーバーレイ]ボタン をクリックします。

チェーンから削除せずにプラグインをバイパスするには、[ミュート]ボタン をクリックします。

チェーンからプラグインを削除するには、[削除]ボタン をクリックします。

プラグインの見出しをドラッグして、プラグイン チェーンの位置を変更します。

切り替え矢印をクリックすると、プラグインの各コントロールの表示/非表示が切り替わります。

Inspector で位置パラメータを選択すると、ビデオ プレビューにコントロール ポイント()が表示されます。ビデオ プレビューまたは Inspector でコントロール ポイントをドラッグすることにより、パラメータの位置を調整できます。