Catalyst Production Suite™
Catalyst Production Suite は、ビデオ制作の根幹を提供するために、強力なメディア準備と高速集中型のビデオ編集を融合させています。Catalyst Prepare は、強力な編成ツール、正確な最初のパスの色補正とモニタリング、メタデータの拡張サポートなどで、カメラ撮影から投稿までの流れをサポートしています。Catalyst Edit は、切り取りプロセスをすばやくスムーズに行える無駄のない集中型のビデオ編集を提供しています。
4K、Sony RAW、および HD メディアをサポートする Catalyst Production Suite を使用することで、カメラの高ダイナミック レンジと広色再現域だけでなく、4K の魅力的な解像度を最初から最後まで最大限に活かすことができます。
Catalyst Production Suite ワークフロー
強力な製品ファミリーのサポートとともに、高い完成度の映像を制作できます。Catalyst 製品ファミリーは、メディアの準備および集中型の高速な編集に対応する豊富な機能を備えており、頭に描いたビジョンを心に響く映像として思うままに表現できます。
メディアの準備
Catalyst Prepare は、メディア準備のあらゆるニーズに対応します。
- カメラ、デッキ、またはカード リーダーからメディアを直接表示
- フルボリューム バックアップの作成
- ビンを使用してクリップを整理
- クリップの一括コピー
- クリップの一括トランスコード
- 色調整を行ってルックを適用
- イン ポイント/アウト ポイントの設定
- マルチチャンネルのオーディオ割り当てを設定
- Sony Media Cloud Services Ci によってクリップをクラウドに一括アップロード
- ストーリーボード機能により、ラフ編集を 1 つにまとめてカットを作成
この準備ワークフローはすべて Catalyst Edit で自動的に行われます。
後処理
Catalyst Edit によって、美しい映像を完成度の高い洗練された仕上がりに変えることができます。時間を節約するため、Catalyst Prepare ライブラリに直接アクセスし、プロジェクトをまとめてすばやくクリエイティブに編集することができます。集中型ツールセットでは、思い描いたイメージを映像として画面に映し出すために、必要不可欠なあらゆる切り取りツールに加えて、エフェクト、タイトル作成などのその他のツールに簡単にアクセスできます。
Mac OS X および Windows
コンピューターはビデオ制作時に使用するツールになり、どのオペレーティング システムを使用してもクライアントに合わせて動作します。Mac OS X でも Windows でも、必要とされるパワフルな編集機能を提供します。たとえば、スタジオで使用するプラットフォームと自宅オフィスで使用するプラットフォームが異なる場合でも、プロジェクトでは多くの場合、どちらのシステムでも作業する必要があります。このため、Catalyst Prepare と Catalyst Edit のインターフェイスの見た目と機能は Mac OS X と Windows でまったく同じになっています。
Catalyst の活用環境をさらに充実させる、Adobe® Premiere® Pro 用の Catalyst Prepare プラグイン
Catalyst Prepare プラグインは、Catalyst Prepare のショット マーク、色調整、手ブレ補正、レンズブリージング補正機能を Adobe® Premiere® Pro 2021 および 2022 から利用できるようにするものです。
色調整
手動での色調整、またはクリップに埋め込まれたメタデータ(ISO 感度、EI、LUT)に基づく色調整を行います。
ショット マークとクリップ フラグ
現場での撮影中に付加されたショット マークとクリップ フラグを参照します。
画像の手ブレ補正*
カメラとレンズから得られた情報をクリップに埋め込んだメタデータに基づき、画像を手ブレ補正します。 対応するカメラの詳細情報
レンズブリージング補正*
クリップのメタデータを利用してレンズブリージングの影響を補正します(レンズブリージングとは、録画中に焦点距離の変化に伴ってレンズの画角が変動する現象のことです)。
*地域によっては、この機能を利用いただけない場合があります。